島根県 高校入試制度・出題傾向(平成21年度)

島根県の公立高校入試制度(平成21年度)

内申書情報一般選抜推薦入学
内申点は、中一から中三までの成績が9教科5段階で評定(中三のみ2倍)され、計180点満点。また、「選択教科の記録」(6点満点)と「特別活動の記録」(9点満点)も点数化され、内申点にプラスされる。一般選抜では、第2志望の高校まで出願可能。合否は、内申書と学力検査(5教科500点満点)、面接などを実施している場合はその結果を加えて総合的に判定。内申書と学力検査の比率は40:60、50:50、60:40、70:30、80:20から各高校が学科ごとに選択。傾斜配点を実施している高校・学科もある。多くの職業系・専門系学科と一部の普通科などで実施。募集人員は入学定員の5%~60%程度。推薦書、内申書、面接、高校・学科によっては作文やプレゼンテーション、実技検査などを課し、合否判定の資料とする。「スポーツ特別推薦」や「文化特別推薦」を実施する高校も。

島根県の公立高校入試傾向(平成21年度)

英語
入試傾向
総合的な英語の力が求められるのが特徴!
平成20年度同様、5大問構成。【1】はリスニング。【2】は図表を見て答える対話文読解。【3】は長文読解で、下線部の内容を説明する問題や結論を答える問題などが出たよ。【4】は対話文読解。【5】は文法問題や、与えられたテーマについて書く英作文が出たよ。
過去3か年はこれが出た!
数学
入試傾向
確率と空間図形の融合問題が出た!
【1】は数と式、関数、確率、平面図形の小問集合。【2】は空間図形、確率の問題。【3】は関数で、放物線と三角形の融合問題と容器に水を入れる問題。【4】は数と式で、1次方程式と連立方程式の文章題。【5】は円がからむ平面図形で、作図や記述式の証明を含む問題が出たよ。
過去3か年はこれが出た!
国語
入試傾向
5大問構成で、読解力と記述力が試される
大問数は5問。【1】は聞き取り問題で、【2】は融合文から説明的文章に変わったんだ。【3】は小説、【4】は古文、【5】の作文は、表やグラフを見て書く作文から、立場を決めて書く作文に変わったよ。【2】【3】での自由記述の問題は、3年連続で出題されているんだ。
過去3か年はこれが出た!

理科
入試傾向
作図問題や文章記述の問題が出る!
【1】は4分野からの小問集合、【2】は生物、【3】は化学、【4】は物理、【5】は地学からの出題だった。実験を中心に、作図や文章記述、計算問題が出たよ。とくに文章記述の問題では、実験結果からわかることや理由を書く問題が出たんだ。
過去3か年はこれが出た!
社会
入試傾向
3分野から基礎的な内容が出題された!
【1】は地理、【2】は歴史、【3】は公民の出題だったよ。3分野の基礎的な内容が多く、教科書を十分に理解すれば解答できる問題が多かったよ。30字以上の文章記述問題も出ているので、簡潔に表現する力が求められているね。例年、島根県に関する問題も出題されているよ。
過去3か年はこれが出た!

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