和歌山県 高校入試制度・出題傾向(平成21年度)

和歌山県の公立高校入試制度(平成21年度)

内申書情報一般選抜
内申点は180点満点のうち、中一・中二の成績はそれぞれ45点満点、中三の成績は、9教科の5段階評定の合計を2倍して90点満点で評定される。平成21年度入試から前期後期選抜が一本化され一般選抜となった。
学力検査点は5教科500点満点、内申点は180点満点。一部の高校で、内申点の中で特定の教科を重視する「傾斜評価」や、学力検査で特定教科の得点を高くする「傾斜配点」を実施。
学校・学科によっては面接、作文、小論文または実技検査を行う。選抜はそれぞれの高校が特色を生かし、内申書、学力検査、面接、実技等による合格者の割合を決定して行う。

和歌山県の公立高校入試傾向(平成21年度)

英語
入試傾向
長文読解の出題が全体の6割をしめる!
基本的な構成はほぼ例年どおり。【1】はリスニング。英文を聴いて、日本語のメモに語句を補充する問題など。【2】【5】は長文読解。【3】は対話文読解で、英作文の出題が含まれていた。【4】は英作文。与えられた場面設定に合ったEメールを15語以上の英文で書くもの。
過去3か年はこれが出た!
数学
入試傾向
証明問題など、記述式の問題が3問出た!
【1】は小問集合。【2】は数と式、確率、関数、空間図形の中問集合。【3】は関数と図形の融合問題。【4】は数と式で、カラー画面を構成する赤・緑・青の点を題材とした規則性の問題。【5】は平面図形で、合同などを使って線分の長さが等しいことを証明する問題が出たよ。
過去3か年はこれが出た!
国語
入試傾向
文章量の多い読解問題と作文が出題される
大問構成に変化があったよ。【1】は小説から説明的文章になり、【2】は説明的文章から融合文になったんだ。【3】の作文は、ポスターに言葉を補い、なぜその言葉を入れたのかを理由をふまえて書く問題だったよ。読解では、字数の多い記述式の問題が出ているのが特徴だよ。
過去3か年はこれが出た!

理科
入試傾向
会話文形式の問題や作図問題が出た!
大問数は5問で、【1】は小問集合、【2】は生物、【3】は地学、【4】は化学、【5】は物理からの出題。とくに【3】は太陽の観測について、【5】は圧力についての会話文形式の問題が出ていたよ。また、【1】では、凸レンズでできる像に関する作図問題も出ていたよ。
過去3か年はこれが出た!
社会
入試傾向
用語記述・文章記述の問題が多い!
【1】は融合(地理・公民)、【2】は融合(地理・歴史)、【3】は歴史、【4】【5】は公民の出題だったよ。用語記述問題の割合が高いので、教科書の太字の用語は、内容を理解し正確に書けるようにしておこう。また、3分野で文章記述問題が出題されたので、簡潔にまとめる力をつけておこう。
過去3か年はこれが出た!

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