赤ちゃんと一緒にお風呂に入ろう! 入れ方や注意点は?

赤ちゃんは新陳代謝が活発で、排泄の回数も多いため、汗や分泌物などの汚れがたまりやすいもの。できるだけ1日1回はお風呂に入れて、清潔にしてあげる必要があります。
でも、首や腰がまだすわらない赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのはドキドキしますよね。今回は、そんな保護者の不安や疑問を解消するため、お風呂に関する基本的なことをご紹介します。

ドキドキのお風呂デビュー!いつから?どうやって入れればいい?

生後1ヵ月頃までは、細菌への抵抗力が弱いため、ベビーバスで沐浴(もくよく)をしてあげましょう。1ヵ月検診で医師から許可が出たら、保護者と一緒のお風呂に入れ始めても大丈夫です。でも、どうやって入れればいいの? 簡単に手順を追ってみましょう。

【1】入浴の準備

お風呂に入るときは、入念な準備が大切です。バスタオル、オムツ、赤ちゃんの着替え、保護者の着替えなどを用意し、上がってから裸のまま慌てることにならないようにしましょう。冬は湯冷めしないように、脱衣所やお部屋を暖かくしておくことも忘れずに!

【2】いざ入浴!

まずは保護者自身の体を洗ってから、赤ちゃんも浴室へ。おしりなどをざっと洗い、下から上へお湯をかけてから、湯船に入りましょう。3~5分ほど温まれば十分です。
膝の上で前抱きにして頭の後ろを支えながら、顔、頭、体の順に洗っていきます。脇の下も丁寧に洗ってあげましょう。
前を洗い終わったらうつ伏せにし、背中やおしりなど、体のうしろ側を洗います。すすぎは石けんが残らないように丁寧に。最後にもう一度、湯船に浸かって体を温めます。

【3】入浴後

上がったらバスタオルの上に寝かせて軽く押さえるようにして体を拭いてください。そのときにあせもなどができていないか、全身を見てあげるとよいでしょう。赤ちゃんは大人に比べて皮膚が薄いので、保湿もしっかりと行います。
お風呂上がりは赤ちゃんも喉が渇くため、ほしがればおっぱい・ミルクをあげて水分を補給しましょう。

注意点や成功のコツは?

続いて注意点やコツについてみていきましょう。ポイントとなるのは、「手早さ」「注意深さ」「リラックス」です。

【1】とにかく手早く!が鉄則

赤ちゃんの肌は水分が失われやすいので、湯船に浸かるのは数分以内にとどめる方がよいと言われています。トータルでも、15分以内におさまるようにしましょう。入浴後、手間取って湯冷めしないために、段取りをしっかりつけることが大切です。

【2】事故に注意!

慣れないうちは大変かもしれませんが、転倒などの事故や、溺れさせないように注意しましょう。人気の首浮き輪は、必ず正しい方法で使うようにしてください。鼻と口が水に浸かったままだと窒息する危険性もあるため、絶対に目を離さないようにしましょう。

【3】とにかくリラックス!

入浴中は、とにかくリラックスすることが大切です。毎日一定の時間に入浴することに強くこだわらず、保護者と赤ちゃんが落ち着いているタイミングで、赤ちゃんの機嫌のよいときに入れてあげるのがポイントです。

保護者のお悩み……こんなときはどうすればいいの?

最後に、よくある疑問についてもお答えしておきましょう。多くの保護者が体験することですので、ぜひ参考にしてみてください。

【1】お風呂の度に大泣きします

大きなお風呂に慣れていない赤ちゃんは不安に感じて泣いてしまうことも少なくありません。とにかく絶えず声をかけてあげることが効果的です。
また、熱いお湯をかけてしまったり、いきなりシャワーをかけたりしてしまうと恐怖心が芽生えることもあります。
浴槽のお湯は、夏は少しぬるめの38度くらい、冬は40~42度くらいにし、シャワーの水圧にも気を配ることが大切です。

【2】高熱が出てしまいました。お風呂に入ってもいい?

高熱が出ているときや、病気のとき、機嫌が悪いとき、おっぱい・ミルクの飲みがいつもより少ないときは、入浴を控えた方がよいでしょう。そんな日は、汚れやすい首のくびれや脇の下、おしりを中心に、全身をお湯でしぼったタオルで拭いてあげます。

いかがでしたでしょうか? 慣れないうちはあたふたしてしまい、お風呂の度に疲れきってしまうかもしれません。でも、最初はうまくできなくて当たり前です。保護者が怖い顔をしていては赤ちゃんも安心できないので、保護者も赤ちゃんもリラックスできるよう少しずつ工夫していきましょうね!

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