入学式にどんなバッグを持っていけばいい?サブバッグは?持ち物とマナーを知っておこう

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小学校の入学式への参加で意外と迷ってしまうのが、保護者のバッグ選び。フォーマルな場でありながらも、持ち帰り荷物も多いため、悩ましいですよね。そこで、メインバッグとサブバッグそれぞれどのようなポイントで選んでいけばいいかをご紹介します。

この記事のポイント

入学式のメインバッグ選びの3つのポイント

小学校の入学式は、持ち物も多く、教科書や配布資料といった持ち帰り荷物も多くなるものです。そのため、メインバッグとサブバッグの2個使いがスタンダード。まずは、メインバッグを選ぶポイントを見ていきましょう。

ポイント1:色は、ブラック・ネイビー・ベージュなど落ち着いたものを選ぶ

入学式は、お祝いの場ではあるもののお子さまが主役のフォーマルな場。ブラックやネイビー、ベージュなど落ち着いた色合いのものであれば、場にふさわしいきちんと感が出るでしょう。

その際、気をつけたいのがブラック。フォーマルな印象は最も強いものの、重くなりすぎる場合もあるので、服装とのバランスに気をつけましょう。「どうしても重くなりすぎる……」と感じる場合は、バッグにスカーフを巻くなど華やかさをプラスするアレンジをするのもおすすめです。

ポイント2:きちんと感のある素材を選ぶ

フォーマルな場である入学式では、本革など上質な素材のバッグがおすすめです。牛革であれば、お子さまのランドセルともマッチするでしょう。本革であっても、クロコやパイソンは印象が強くなってしまうこともあるため、避けておいたほうが無難です。

また、本革でなく合皮やナイロン素材であっても落ち着きのある上品なつくりのものであればOK。ただ、合皮は経年劣化やはがれができやすいため、事前に傷んだ部分がないか確認しておくようにしましょう。

ポイント3:コンパクトでシンプルなデザインのものを

入学式のフォーマルな装いに似合うのは、小ぶりでシンプルなデザインのバッグです。何かと荷物が多くなりがちではあるものの、かさばる荷物はメインバッグでなく、サブバッグに入れることが大原則。「大は小を兼ねる!」と大きさなメインバッグを持ってしまうのは避けるようにしましょう。大きなバッグは、ビジネススタイルのような印象を与え、エレガントさに欠けることもあるため要注意です。

また、かぶせのあるデザインのバッグで中身が丸見えにならないようにするのがベター。もし、かぶせのあるバッグを用意できない場合は、バッグの開口部にハンカチなどで目隠しをするとよいでしょう。

厳かな式典で悪目立ちしてしまわないよう、柄物やブランドの大きなロゴが入ったバッグも避けておくのが無難です。

入学式のサブバッグは持ち物や配布物に合わせて選んで

教科書や配布資料など、かさばる荷物を入れるサブバッグ。紙袋やエコバッグで代用することもできますが、せっかくの節目の機会に日常感を出すのは避けたいものです。手軽でありながらも、きちんと感のあるサブバッグを準備するようにしましょう。その際、次の3つのポイントで選ぶのがおすすめです。

ポイント1:入学式の持ち物、配布資料の容量に合わせてA4以上サイズで選ぶ。マチありがベター

サブバッグは、入れる荷物の量に合わせて選ぶのが大原則。どのくらいの容量が必要になるかの感覚をつかむためにも、入学式の持ち物、当日配布される予定の資料を予め確認しておきましょう。以下に基本的なものを挙げますが、学校独自の持ち物が指定されているケースもあるため、学校からのお知らせに記された内容の確認も忘れずにしてください。

<入学式の持ち物>
・就学通知書・入学通知書
・室内履き
・脱いだ靴を入れるビニール袋
・ハンカチ
・ティッシュ
・カメラやビデオカメラ(必要に応じて三脚も)
・お財布
・筆記用具
・その他、事前のお知らせで指定のあったもの
・天候に合わせた持ち物(気温が低く体育館は冷える場合は、カイロやスカーフなどの防寒グッズ。気温が高い場合は、水分など)

<入学式で配布される資料>
・教科書
・健康カードや登下校カードなどの提出書類

意外と荷物が多くなることに驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。上記の持ち物の中でメインバッグに入れられるものは、ハンカチ・ティッシュ・お財布・筆記用具程度。それ以外も全てサブバッグに入れるとなると、思った以上に容量は必要です。
また、書類の持参や配布もあるためA4サイズ以上はマスト。室内履きやカメラ、書類……と形の違うものを詰め込むことを考えると、マチのあるサブバッグのほうがキレイにまとめることができるためおすすめです。

ポイント2:色はダークカラーが基本。メインバッグとのバランスを見て

式典の場での使用となるため、メインバッグ同様、落ち着いた色を選ぶのが基本。あくまでサブバッグなので、ブラックやネイビー、グレーなどダークカラーで悪目立ちしないものが良いでしょう。メインバッグと重ねた際に浮いた印象を与えないかの確認も忘れずに。

ポイント3:シンプルなデザイン

サブバッグは、メインバッグより大きいため、意外と目につきやすいものです。そのため華美な装飾があるものは避けましょう。リボンやフリルなどワンポイントで上品さのあるものであればOKです。

サブバッグが1つだけでは入り切るか不安……という方は、折り畳めるもの、ポケッタブルのもので予備のサブバッグをもう1つ準備するのもよいでしょう。折り畳めるものであれば、サブバッグの中にそっと忍ばせておくこともできるため、かさばらず安心です。

晴れ舞台だからこそ気をつけたい4つのマナー

お子さまの成長を感じる節目の機会でもある入学式。参列の保護者それぞれが、我が子を祝う気持ちや、思い出を記録しておきたいという気持ちが大きくなる日であるこそ、気持ちの良い場にするためのマナーも求められます。特に次の4点に注意しましょう。

・式中のおしゃべりは控える

ママ友やパパ友との会話はもちろん、意外と抜けがちなのが夫婦で感想を述べ合ってしまうこと。式典は厳かなものであるため、基本的には会話をしないよう心がけましょう。

・携帯電話の着信や通知音

着信音はもちろん、アプリの通知音、プッシュ通知などにも注意しましょう。マナーモードにしても、アラート音は鳴ることもあるため事前に設定を確認しておくことを忘れずに。

・周りを気遣わない写真撮影・ビデオ撮影

お子さまの門出をおさめようとするあまり、知らず知らずのうちに周りへの配慮が足りなくなることもあるため要注意。正門前などみんなが撮影したいスポットをいつまでも陣取る、決められた撮影場所以外で撮影する、撮影スポットの前列にいても後ろに人を気遣ってしゃがむのを忘れるといったことがないように注意しましょう。

・子どもに声をかけない

式の入退場でお子さまが近くを通った際など、嬉しさのあまり、声をかけたり、手を振ったりしてしまいがちなものです。しかし、入学式はあくまでフォーマルなセレモニー。和を乱すことにも、お子さまの集中をそいでしまうことにもなるので注意しましょう。

まとめ & 実践 TIPS

入学式を迎えるお子さまを持つ保護者の方の思いは格別なものでしょう。厳かな気持ちで入学式に参列し、お子さまの成長を喜び、お祝いの気持ちを高めるためにも、荷物の収納や、取り出しに気を取られることは避けたいもの。今回ご紹介したメインバッグ、サブバッグの選び方を参考に、思い出に残る入学式をお迎えください。

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