全国の保護者たちは生成AIをどのように使っているのか?【AI利用アンケートをAIで分析!】

急速に広がる生成AI。お子さまとともに触れることもある一方、保護者ご自身でも生成AIを活用し、その便利さを実感しているかたも多いのではないでしょうか。だからこそ「ほかの保護者はどんなふうに使っているの?」と気になることもあるかもしれません。

そこで、生成AIの活用について小学生の保護者に実施したアンケートの回答を、AI分析した結果を紹介します(※1)。

この記事のポイント

    仕事や家事への活用も!保護者の生成AIの使い方TOP10

    仕事や家事への活用も!保護者の生成AIの使い方TOP10

    調査によると、保護者の活用率は「よく使っている」と「ときどき使っている」「試しに使ってみたことがある」を合わせて81.6%にのぼりました。さらに、生成AIを活用する具体的な場面についてフリーアンサーでたずねたところ、次のようなランキングとなりました。

    1位 調べ物・情報検索
    2位 仕事の効率化
    3位 メールなどの文章作成
    4位 献立・レシピ相談
    5位 画像・イラスト・動画の生成・編集
    6位 子どもの勉強や宿題を教える時
    7位 外国語の翻訳や校正
    8位 話し相手・相談
    9位 要約やファクトチェック
    10位 アイデア出し・ブレインストーミング


    調べ物だけでなく、仕事や家事、子どもの学習サポートまで幅広く使われているのが、保護者ならではの特徴といえそうです。
    ここからは、使い方の傾向ごとに、具体的な声を紹介します。

    情報収集や学びを支える使い方

    最も多く見られたのは、情報収集や学びを支える目的での活用です。
    検索エンジンの代わりとして使ったり、知りたいことを深掘りしたりと、日常的な疑問解消のツールとして定着しつつある様子がうかがえました。

    1位:調べ物・情報検索

    「Googleの代わりに使用する」(滋賀県)
    「検索より具体的に調べたい時や相談ごとがある時」(東京都)
    「ニュースなどで、わからない事があると生成AIを使って要約を調べたり、さらなる詳しい情報を調べることにしている」(東京都)

    6位:子どもの勉強や宿題を教える時

    「子どもの宿題を教える時」(福岡県)
    「子どもの宿題の解き方や答えを調べる」(神奈川県)
    「夏休みの読書感想文は何を書いたらいいか、自由研究は何をしたらいいかをAIに相談した」(福井県)

    7位:外国語の翻訳や校正

    「多言語間の翻訳を行ったりする」(愛知県)
    「英語の翻訳や企画作成のリサーチに利用」(大阪府)
    「英語論文の校正」(奈良県)

    検索エンジンと使い分けながら、より具体的な情報を得る手段として生成AIを活用している様子が見られました。翻訳や校正も含め、さまざまな「理解を助けるためのツール」として使われているようです。
    また、お子さまの宿題や学習サポートに生かしている声も多く、保護者のかたの工夫がうかがえました。

    仕事や文章作成など作業効率化に活用

    情報収集だけでなく、仕事や作業の効率化に活用している様子も見られました。

    2位:仕事の効率化

    「仕事の企画書作成や議事録のまとめで使っています」(福岡県)
    「業務効率化のため、主に社内文書の要約、データ分析、プログラムを構築するのに利用しています」(大阪府)
    「仕事のタスク管理」(京都府)

    3位:メールなどの文章作成

    「文章の作成や、メールの文章添削などで使用している」(大阪府)
    「仕事でビジネスメールを整えてもらったりしている」(茨城県)
    「フリマサイト用の商品説明を作成してもらった」(徳島県)

    9位:要約やファクトチェック

    「自分で調べものをした時のファクトチェック」(鳥取県)
    「仕事で長文を読む時に要約してもらう」(愛知県)

    資料や議事録作成、データ分析、文章作成など、時間や手間がかかる作業の効率化に活用している様子も見られました。効率化や生産性向上に取り組む保護者の奮闘ぶりがうかがえますね。

    家事への活用

    仕事だけでなく、家事を助けるツールとして使われている点も、保護者ならではの特徴です。

    4位:献立・レシピ相談

    「夕飯のメニューを考えてもらいたい時」(熊本県)
    「料理の献立など、AIに決めてもらっている」(大阪府)
    「材料からレシピを考えてもらう」(兵庫県)

    毎日の献立づくりに悩むなかで、生成AIを相談相手として活用している声が多く寄せられていました。家にある材料からレシピを考えたり、栄養を考えたメニューを提案してもらったり、忙しい日常を支える存在として役立てられているようです。

    話し相手や相談相手としても

    生成AIを、話し相手や相談相手として使っている保護者も少なくありませんでした。

    8位:話し相手・相談

    「自分の気持ちを伝えたいときや、話し相手が欲しいとき」(青森県)
    「愚痴など表立って言えないことを言いたいとき」(東京都)
    「人に相談できない悩みがある時」(熊本県)

    気持ちの整理や、誰にも言いづらい悩みの相談先として生成AIを活用している様子もうかがえました。忙しい日々を過ごす保護者は、モヤモヤやストレスもたまりやすいもの。気持ちをうまくコントロールするのに役立っているのかもしれませんね。

    え、そんなことにも!?大人なりの意外なAI活用法

    え、そんなことにも!?大人なりの意外なAI活用法

    そのような多数派の活用法が明らかになる一方、ある意味マイナーといえる大人なりの独特な使い方もあったようなので、いくつか紹介しておきます。

    「運勢を見てもらう」 (福島県)

    もし悪めだったら、別の生成AIで再チャレンジです。

    「俳句の宿題を作るとき 」(愛媛県)

    いとをかしな活用法です。

    「応募用のパーティーゲーム案」 (静岡県)

    ちょっとしたパーティーでも役立ちそうです。

    「商品レビューを取りまとめてもらう(専門的検索含む)」 (東京都)

    ユーザーとして至高です。

    「ゲームの攻略方法がわからないときに使う」(東京都)

    攻略サイトすらなく挑んでいた昔の自分をほめたくなります。

    と、以上のような声からも、各自の生活環境のなかで、大人なりに生成AIを効果的に活用している様子が明らかになったのでした。

    まとめ & 実践 TIPS

    保護者は、調べ物はもちろん、作業効率化や家事、お子さまへの学習サポート、相談相手としてなど、幅広い場面で生成AIを活用していることがわかりました。
    育児に家事に仕事に忙しい日々を過ごす保護者にとって、生成AIは頼れる味方となりつつあるのかもしれません。
    「こんな使い方もあるんだ」と感じたものがあれば、無理のない範囲で試してみるのもいいですね。

    (出典)
    ※1
    生成AIの利用に関する意識調査/株式会社ベネッセコーポレーション
    調査対象:小学3年生~6年生とその保護者 1,032組
    調査期間:2025年11月5日~6日
    調査方法:インターネットでのアンケート調査

    • 育児・子育て

    子育て・教育Q&A