授業参観以外で
学校での子どもの様子を知る
テクニック
(子どもの様子を、具体的にどのように聞けばいいのか?)

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授業参観以外で学校での子どもの様子を知るテクニック

子どもの様子を、具体的にどのように聞けばいいのか?

これまで子どもの様子を知るテクニックを紹介してきましたが、
それでは子どもの様子を聞く時に、どんなふうに聞けばいいでしょうか?
聞く相手によっても変わってきます。相手別に聞き方を考えてみましょう。

子ども本人

本人と会話をする場合、大切なのは日頃からコミュニケーションを取っておくということです。 ある日突然に学校のことなどを質問すると「何か悪いことがあったのだろうか?」と、子どもを不安にさせてしまうことにもなりかねません。 構えられてしまえば、会話がぎこちなくなってしまいます。
毎日、学校や遊びから帰宅したとき、夕食後など、空いている時間に 「学校のほうはどう?」「最近は誰とよく話をするの?」「先生の授業、わかりやすい?」など、気楽に話しかけてみましょう。 これに対する子どもの返事から会話内容を広げていけばいいのです。
話を聞いた時は、ほめたり、感心したり、自分の意見を言ってみたりと、話に対するしっかりとしたアクションを起こすことが大切です。 子どもたちに、ちゃんと話を聞いているよ、と伝えましょう。
また、子どもの話す様子によって悩み事などを抱えていないかを見落とさないことも大切です。 あまり話したがらなかったり、あることに対しては無口になるなど、気になる点は心に留めておきましょう。 そして無理やり本人から聞きだすのではなく、「保護者ネットワーク」などほかの方法で様子を確認し、 本人に「こう聞いたんだけど話してみない?」というようにステップを踏んでいくのがいいでしょう。

きょうだい、友達

きょうだいや友達から話を聞く場合にも、本人同様に気楽に話しかけてみましょう。 「○○って学校で元気にやってる?」「家ではイタズラばっかりするんだけど学校ではどう?」など、「探っている」と捉えられないような質問にします。 そして上記しましたが「学校での様子を気にかけてくれる?」とお願いしておくのもいいと思います。

友達の保護者

特定の心配事などがある場合、とても親しく、信頼できる相手なら別ですが、 通常は担任の先生方とは違い、あまり突っ込んだ内容を話したくないものです。 クラスメートや友達の保護者などで、特に親しく、信頼できる人を見つけておく、というのも重要です。 そして情報を得るだけではなく、「○○くんって、学校ではどんな様子?」などを子どもに聞いておき、お互いに協力し合う関係をつくりましょう。

大人でも家庭と会社、外での顔があるように、子どもにも家庭とは違う一面があります。 勉強のこと、友達のこと、悩みもいろいろとあるはずです。保護者として、子どもが学校で明るく楽しくやっていることを確認し、 悩みの相談に乗ってあげるというのが理想だと思いますが、子どもの立場として、保護者にはなかなか話しづらい部分もあるでしょう。
会話をする時は一方的に話を聞く、というよりは、お互いに「こういうことがあったんだよ」 というようにある程度同じスタンスで話をしてみてはどうでしょうか?
時には子どもに「こういう場合、どうすればいいと思う?」など相談のように聞いてみるのもいいでしょう。 子どもなりに考え、意外と参考になることを言ってくれるかもしれません! 何より、子どもたちが自分なりの意見を考えて話すことはとてもいいことです

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