二瓶 健次 先生

総合監修:二瓶 健次 先生

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病気と予防アドバイス - アトピー性皮膚炎

心の発達6歳
寄せられたご相談

チックのような行動が見られ、収まったと思っていると、今度は自分のあかを食べ出しました。アトピーがありますが、ストレスからくる訴えでしょうか?

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年中ぐらいからチックのような行動が見られたのですが、年長に入り少しするとおさまりました。よかったと思っていると今度は自分のあかを食べ出しました。アトピーもあるのでそういった行動につながったのかと思いますが、ストレスからくる訴えでしょうか?

先生からのアドバイス
白川 公子 先生

クセですので自然に直ってきます。お子さんに負担になっていることがあれば取り除いてあげましょう。注意をするよりもほかのことに目を向けさせてあげてください。

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アトピーがあるとどうしても気になり、かいたりこすったりしているうちに何となく口に入れてしまう状況ではないかと思います。
何かに集中しているときは見られず、おそらく手持ち無沙汰(ぶさた)なときなどについ口にしているのではないでしょうか。指先の皮やささくれをかじって食べたり、鼻をほじっては口に入れるお子さんは結構います。それと同じです。

しかし、以前にチックのような症状があったとのこと、チックが出やすいお子さんは感受性が強く、不安を感じやすい傾向があります。
まわりから強制される、あるいは阻止されるといった場面で緊張が強くなりストレスがかかってくると、それに反抗したい気持ちをうまく言葉で言い表せずチックといったかたちで表します。
お子さんのチックがどのような症状であったのかはわかりませんが、背景にはそうした感受性の強さがあるのかもしれません。

必ずしもストレスを抱えているわけではありませんが、少しでもお子さんにとって負担になることがあれば、それを取り除いてあげることが大切です。
お子さんがあかを食べているのを見ればまわりが気になって「やめなさい」と注意をすることが多くなります。注意したり叱ることは逆効果でひとつのクセが消えてもまた別のクセが出てくることがあります。
そのようなときはしつこく注意をするよりも声をかけてほかのことに注意を向けさせてあげましょう。
お子さんの気持ちをうまく引き出してあげるよう、お子さんとおうちのかたが共有できる時間をつくることも必要です。

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プロフィール


二瓶健次

東北大学医学部卒業。東京大学小児科、自治医科大学小児科を経て、 1979年から2001年まで国立小児病院神経科医長、 2001年から2004年まで国立成育医療センター神経内科医長 、2006年から、東京西徳洲会病院小児センター神経・発達部勤務。 小児神経学、発達神経学が専門。

プロフィール


白川公子

1988年より国立小児病院、2002年より国立成育医療センター こころの診療部、 2006年より東京西徳洲会病院小児センター神経・発達部に勤務。臨床心理士。発達心理を専門としている。