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偏食・好き嫌い

魚嫌いな子、こんなふうに工夫しました

噛み切りにくい物が苦手。口の中で早くなくなる太刀魚や魚臭くない物を選んで、大成功。

M.Kさん Kくん (体験談当時の年齢:2歳2ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

離乳食の頃は魚も食べ肉も食べ、周りの方から羨ましがられるくらい何でも食べてくれる子でした。しかし、1歳を過ぎ、私たちと同じ食事をしだした時からうどんが大好きになり、ご飯やおかずはほとんど食べてくれなくなって、特に魚がダメ。友だちの子は魚も大好きなのに、なぜうちの子が? と疑問と悩みが始まりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

はじめは「お友だちの○○くんも食べてるからがんばろうね」と口に入れさせましたが、口から吐き出し、ますます魚嫌いに。子どもが煮物を好んでいたことを思い出し、実家の母に煮魚をつくってもらったら、その味がおいしかったのか、あれよあれよと思う間に食べてくれましたが、次に違う魚、違う味にしたら、食べてくれません。そこで、子どもは自分で作ったりお手伝いして作った食事はうれしくて食べるのではないかと気づいて、夫と3人で釣りに行き、子どもにも釣りを手伝わせ、夕食に出して「これは○○くんが釣った魚だから食べようね」と言うと食べました。毎日釣りに行くわけにもいかないので、子どもの食事のことをよく思い出してみました。一つ気づいたことは、噛み切れないものが嫌いだということです。噛んでいるうちに飲み込めなくて残り、味が無くなるのがイヤなのです。それは魚でも肉でも一緒でした。そこで、太刀魚など、口の中ですぐなくなる、あまり魚臭くない魚を選びました。それが大成功でした。あと、少しでも食べた時には夫も私も子どもの頭をなで、抱きしめました。それが一番だったと思います。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今は少しずつですが、食べてくれます。まだ時間がかかりそうですが、魚を調理するところから、料理ができ上がるまでの過程を見せて興味を持たせています。あと、下の弟が1歳になり、何でも食べているのを見て、お兄ちゃんである自分もちゃんと食べるようにしようと、がんばっているように思います。とりあえずはやれやれと思っていますが、まだまだです。最初の一歩だと思います。今はお肉に挑戦しています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

我が家はたまたま偏食が悩みでしたが、そんな時、子どもってほんの少しのことでも褒めてあげるのが一番だと思いました。子どもの素直な心を一番信じ、褒めてあげることだと思います。ほんの少しの進歩でも、頭をなで、抱きしめて、褒めてやる。「食べなさい、食べなさい」と叱るより、褒めるほうが子どももうれしいし、応えてくれると思います。気長にがんばりましょう。

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