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偏食・好き嫌い

小食な子、こんなふうに働きかけました

牛乳の量を減らしてお茶に替え、一緒に話をしながら、楽しい食事タイムになるよう心がけました。

K.Nさん Yくん (体験談当時の年齢:2歳3ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

何を作っても食べてくれず、まともに食べるのは1日に1食分で、あとの2食は少し食べて終了。食べて欲しくて、盛り付けに凝るなどがんばって作ってみてもダメで、私もイライラするし、体が大きいのにこんなに小食で体力が持つのか、心配になりました。また、好き嫌いが激しく偏食で、食べても同じ物ばかりを好んで食べるので、子どもの食事を作るのが苦痛になりました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

近所の先輩ママから「車の形をしたお子様ランチ風の食器」をいただいて、食事に興味を持たせるようにしました。車好きな息子は大喜びで「これなら食べてくれる!」と思ったのもつかの間、その車をテーブルの上で走らせ、遊びはじめてしまいました。そのうち見慣れたせいか、その車型のお子様ランチっぽい食事を、少しずつですが食べてくれるようになりました。でも、この器ばかりでは飽きてしまい、また小食に戻りました。がんばって作っても食べてくれない息子を叱りながら食べさせたので、息子も嫌な思いをし、私も疲れました。そこで、先輩ママのアドバイスにより、息子が大好きな牛乳の量を減らしました。朝は300〜400ccも飲み、おやつにも牛乳を飲んでいたので、牛乳だけでお腹がいっぱいになっていたのです。大好きな牛乳があまり飲めなくなって、息子は少々不機嫌になりましたが、その分はお茶に切り替えました。そして「食べて!」とプレッシャーをかけず、私も一緒に「おいしいね」って話しながら食べるようにしました。親子ともにストレスも減って笑顔の増えた食事タイムは楽しくなり、親子関係もいいものになりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今では私が息子のご飯を食べるまねをしただけでも、飛びついて食べるようになりました。まだ時々小食なときもありますが、前のように作り甲斐のない食事ではなくなり、息子に「何食べたい?」って聞いたりして会話もふくらみ、楽しく食事タイムを過ごしています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもが小食・偏食なのは一時的なものだと思います。私の場合、食べないからといって無理に食べさせようとしたのですが、子どもは嫌がるし、親もストレスをためるだけです。それよりも、まずは食事の時間を楽しい時間にし、会話も増やし、興味を持たせるようにすればよかったと思います。毎食「なんで食べないの!」ってプレッシャーをかけず、遊びの時間を中断せず、リズムを作っていけば、それなりに食も進むと思います。ママの笑顔で食欲もアップかな?

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