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生活リズム

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

朝早く起きられるように、ラジオ体操に参加したり、気に入った目覚まし時計を購入しました。

H.Tさん Tくん (体験談当時の年齢:4歳0ヵ月頃〜5歳6ヵ月頃 男 第1子 富山県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

保育園でお昼寝があると、夜なかなか寝つけなくて、朝起きられないことがほとんどでした。小学校に入るともっと早く起きなくてはいけないので、年長の夏頃から早起きの習慣がつくように働きかけました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

夏休みに近所でラジオ体操があったので、カードをもらって行くようにしました。初めは眠くて嫌がっていましたが、カードにハンコが増えていくにしたがって、だんだん喜んで行くようになりました。朝早いので、必然的に夜は早く眠るようになりました。朝、自分からは起きられないし、私が起こすと機嫌が悪いので、目覚まし時計を購入してみました。一緒に見に行って、気に入ったものを買い、それで起きるようにしました。起こされるよりも機嫌良く朝を迎えられるようでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

夜9時には、眠たくなくても布団に入るようになりました。なかなか眠れなくて10時過ぎても起きているときもありましたが、最近は布団に入ってあっという間に眠っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

やはり家族の協力は必要だと思います。いきなり早起きはできないので、1週間に10分ずつ早くするとか、のんびりと早めていってください。

子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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