カテゴリ

生活リズム

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

まずは自分自身の生活を改善。子どもを少しずつ早く起こすようにして、たっぷり外遊び、夕方寝はさせないようにしました。

R.Sさん Mちゃん (体験談当時の年齢:0歳0ヵ月頃〜3歳6ヵ月頃 女 第1子 神奈川県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

パパが不規則な仕事のため、2歳くらいまでは深夜2〜3時頃に寝ることもあり、昼頃に起きるという生活でした。でも、これでは外遊びの時間も減ってしまうし、健康面にも影響するのではないかと心配していました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

まず、私が規則正しい生活をして、子どもを少しずつ早く起こすようにしました。あと、午前も午後も必ず外へ行き、たっぷり遊ばせて、昼寝はOKだけど夕方寝はさせないということを繰り返しました。それでもダメになってきたときは、昼寝もさせないようにしたら、夜早く寝て朝まで熟睡してくれるようになりました。出かけたりすると生活が乱れることもありましたが、その都度、直すようにしているうちに幼稚園へ行くようになり、ものすごく規則正しくなりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

幼稚園へ行くようになると、朝は絶対に起きなくてはいけなくなるので、早起きができるようになって良かったです。おかげで友だちもたくさんできました。でも、休みの日も早く起きるので、親はかなりつらいですけど・・・。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

園がはじまると次第に生活リズムも整ってくるようになってきますが、今回のことをきっかけに、大人の生活時間も見直すよいきっかけになったかな、と思います。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

体験談内検索