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生活リズム

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

夕食後のテレビの見せ方などを工夫し、けじめのある生活を心がけました。

M.Yさん Rくん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜4歳2ヵ月頃 男 第2子 静岡県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

赤ちゃんの頃からあまり睡眠時間がいらないようで、少し昼寝をすると夜になかなか寝てくれませんでした。10時を過ぎても起きていることが多く、夜もちっとも自分の時間が持てなくて辛かったです。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

次男の入園と長男の入学が同時でした。小学校は集団登校で朝が早かったので、何とか8時半頃に長男を寝かせるようにしていると、生活が規則正しくなり、次男も9時ごろには寝るようになりました(年少の夏休みからは添い寝もいらなくなり、とても楽になりました)。要はやはり親の心がけ次第というところでしょうか。長男の在園時は、幼稚園だと少々の遅刻も許されるといった甘えの部分がよくなかったのでしょうね。早くに夕食が済んでも、テレビはできるだけ見せないように心がけました。テレビを見出すとなかなかやめられなくて、入浴が遅くなりがちです。たまにテレビを見るときでも、時間を約束する(タイマーをかける)ことなどでけじめをつけやすくしました。子どもが楽しみにしている番組は録画し、翌日の昼間、時間のあるときに見せるようにしました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

入浴の後、絵本を1冊読めば寝室へ行って子どもだけで寝るという態勢ができたので、本当に楽になりました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

親の心構えがやはり重要だと思います。子どもが寝てから台所を片付けるようなことになっても、とりあえず、子どもを早く寝かせることにポイントを置いた方が、子どもの早寝早起きの習慣がつき、親も楽になれます。

子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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