カテゴリ

生活リズム

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

主人の帰宅を早めてもらい、就寝時間を早めることから始め、入浴や夕食の時間を少しずつ早くしました。

Y.Oさん Yくん (体験談当時の年齢:2歳6ヵ月頃〜4歳0ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

幼稚園に行くようになってから特に気になってしまいました。というのも幼稚園バスに間に合わなくなったり食事もきちんと食べないまま園に行くことも出始め、体調も崩し易くなり、日中眠そうにしているという事が何度も見受けられたからです。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

就寝時間を早める事からまず始めました。それにより入浴の時間や夕食の時間も少しずつ早めて、本人には「見る番組がなくなったら寝る時間にしようね」と言い聞かせました。主人にも帰宅時間を早めてもらい(主人が帰ってくるともうひと遊びしてもらえると思い、目が冴えてしまうからです)就寝時間を気にかけてもらいました。寝るリズムを意識的に作ってあげました。夕食が済んだら入浴で、そのあと一緒に歯磨きを済ませ、少ししたら絵本を選んで「寝る時間だよ」と言い聞かせました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

テレビの番組がなくなると自然に入浴の準備をし始め、歯磨きも一緒にしてスンナリと絵本を選んで寝てくれるようになりました。本当は8時くらいには寝て欲しいのですが主人の帰宅時間をこれ以上早めるのは不可能なので、本人がもう少し大きくなって親をあてにしなくても寝られるようになってからを期待したいと思っています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

親の心構えが大切だと思います。子どもだけでなく、お母さんだけでもなく、家族一緒にリズムを作ってあげるのがいいのでは?と思いました。無理強いせずに時間が解決してくれることもあると信じて、気長に焦らずにしていくのがいいのではないでしょうか?

子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

体験談内検索