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生活リズム

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

朝も夜も遅かった子ども。入学前の冬休みから、時計を使って生活リズムを改善しました。

M.Iさん Kくん (体験談当時の年齢:2歳0ヵ月頃〜6歳8ヵ月頃 男 第1子 愛知県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

夜が遅く朝は比較的ゆっくりの生活だったので、小学校に入学したときに困らない生活リズムに少しずつしていきたいな、と思っていました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

育児雑誌のふろくの時計を活用しました。最初は、就寝時間の1時間くらい前から、親の私が「今何時?」と子どもに問い掛けて、時間を意識するようにさせました。その後、目覚まし時計を朝起きるときだけでなく、夜寝る時間にもかけるようにし、子ども自身の力で行動していけるようにしました。入学間近になると、自分から「もう8時だから寝る準備するよ」と言えるようになり、新しい生活のリズムもうまくつかめたようです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

生活リズムはその後もしっかり身についたようです。今のところ特に遅くなることもなく、同じ時間に寝起きし、生活しています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

「楽しいけれど、ちょっと大変」というのが、息子の小学校生活の感想です。小学校入学までにしてあげたいことは、「学校は楽しいところ」と安心させてあげること、そして入学後は、心身ともに緊張し疲れて帰ってくるわが子を抱きしめてほめてあげる(すべてを受け止めてあげる)ことだと思います。初めての経験ばかりで親子ともに不安があると思いますが、大丈夫ですよ。皆が歩んだ道です。お互いに頑張りましょう。

編集部から

<こどもちゃれんじ すてっぷ>では、お子さまに楽しみながら時間に興味を持っていただけるような、とけいの体験教材をお届けします。また、<じゃんぷ>では、おじぎそうをお届けします。おじぎそうの栽培を通して、豊かな心をはぐくんでほしいと思います。

子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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