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生活リズム

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

幼稚園が大好きだったので、その気持ちを利用した言葉かけをして、早寝を促しました。

S.Hさん Yちゃん (体験談当時の年齢:1歳0ヵ月頃〜3歳0ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

主人の帰宅が遅く、出来れば一緒に食事をしたい、との思いから、つい子どもまで寝る時間が遅くなってしまうという夜型の生活が続いていました。当然、子どもも朝早く起きることができず、でもとりあえずは入園しているわけでもなかったので、ゆっくり寝かせていました。朝ゆっくり寝ていても良い時期には、パパとの時間も大切だと割り切って生活していたのですが、3歳になり、入園の時期になると生活の改善の必要性が出てきました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

入園の1ヵ月ほど前から徐々に早く寝るように働きかけていきました。根がまじめな子ですので、「あ、もうこんな時間だ!早く寝ないと幼稚園の時間に間に合わないかも!」と話すと慌てて寝てくれました。幼稚園が大好きだったものですから、その気持ちを大いに利用する言葉かけをしたのです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今も幼稚園が大好きな娘は、幼稚園にいけなくなるかも!と思うと頑張って寝よう、と思っているようです。もともと睡眠時間の長い子ですので、入園後お昼寝も出来なくなって疲れやすくなっている分、パパとの夕食は諦めてでも早めに済ませてしまい、寝る前に絵本を読む時間を持てるようにしています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

赤ちゃんの時から親と別々に寝ていたものですから、眠るときに私がいないほうがすんなり眠りにつけるようです。ただ、寝る前には絵本を一冊読み、それを楽しみにしている子どもたちは9時までには必ずベッドに入ろうと頑張っています(9時を過ぎたら寝る時間だから読めないよ、って言っているものですから)。たまに、遅く寝てしまい、朝がつらいときに、昨晩のことを思い出させると、今日は早く寝よう、と自分で考えるようです。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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