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生活リズム

夜泣きへの対処、こんな工夫や働きかけをしました

スキンシップで安心させるように試みました。

S.Uさん Kくん (体験談当時の年齢:0歳0ヵ月頃〜1歳6ヵ月頃 男 第1子 兵庫県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

とにかく寝ない子でした。私が朝まで目を覚まさずに眠れたのは1才半までに3回程だったと思います。周りは夜泣きを全くしない子もいてうらやましかったです。実家も遠いので近ければ少し見てもらって昼寝ができるのに、と思ったりもしました。昼も抱いていれば寝ているのに布団に下ろすとすぐギャーと泣くのでずっと抱っこで何も出来ませんでした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

おっぱいをあげる間隔を長くしようと思うのをやめて、泣いたらすぐにあげていました。抱きすぎじゃないか、少し放っておいたら、とも言われましたが何か不安があって泣いているのだろうと思うと放っておけなかったので、とにかくスキンシップで安心させる事を試みました。今から思うと笑ってしまいますが、ニワトリの絵を描いて枕元へ貼っておくと夜泣きがおさまるというのを聞き、わらにもすがる思いだったので試してみました。何だか少しましになった気もしたので気休めにやってみるのも良いと思います。どんなにヘタクソな絵でも良いそうなので・・・。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今、2才をすぎましたが、まだ時々起きます。でもギャーギャー泣くという事はなくなりました。一緒の布団で寝ていれば大丈夫です。2年近く夜起こされると慣れてしまうもので、私も1回2回起きるのは全く苦になりません。とても情緒豊かなよい子に育っていると思います。たくさん抱きしめて愛情を与えて良かったと自負しています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

時が解決する、これに限ると思います。どうして夜泣きするのか わかれば誰も悩みません。それに人は慣れます。丸々3日間眠れない訳じゃないので大丈夫でした。まれに子どもがよく眠ってくれたときは私のおっぱいが張ってしまって大変でした。本当に大変な2年間だったと思いますが、今振り返っても大変な事よりも嬉しかった事、楽しかった事ばかり思い出されます。

0〜1歳の子どもの生活リズム・睡眠に関するアドバイス

たけなが かずこ 先生

6カ月を過ぎると、子どもの夜泣きが大変というご家庭も少なくないと思います。赤ちゃんは夜・昼関係なく泣くもので、それはしかたがないとわかってはいても、親にとっては辛いですよね。

夜泣きがひどいと思ったときは、まず「原因のある夜泣きかどうか」をチェックしてみましょう。体が何かでしめつけられていないか、布団がはだけて寒かったりしていないか、鼻づまりなどはないか、昼間興奮したことがなかったか、熱や下痢など体調の変化はないか・・・などなど。いずれも当てはまらない、という場合は、生活リズムの面で改善すべきことはないかを考えてみましょう。それでも思い当たらない、という場合は、漢方薬を与えるなども精神安定の面で効果があると言われています。また、環境が変わると落ち着くということもあるので、外に連れ出してみる、というのもひとつの対処法です。

生活リズムについては、起床〜就寝までの生活時間を毎日できるだけ一定にするのがコツです。1歳前後は神経系統が発達していく時期なので、そのためにもリズムを作りおだやかな生活が送れるようにしてあげたいもの。子どもの生活時間をまず決め、大人がそれに合わせるほうが、結果的に大人の生活リズムも守れ、大人の時間も確保しやすくなります。急な用事などができたときにも、「○時に食事だから、パパに頼める」とか「△時には帰ってくればいい」など生活時間が一定でない場合よりも予定が立てやすかったりもするので、毎日の生活リズムを大切にして、それを続ける努力をしていきましょう。

寝る時間が遅く、早起きができない子、こんなふうに働きかけました

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